どうする、日本の英語

英語について、なんでも意見交換の場です。

省略


伯父が孫を知人に紹介している場面で、

33,  My grandson, starting school this morning.

私のまごだよ、今日の朝から学校へ行くのさ。

知人が、

34,  Giving you some good advice, young man, study hard.

坊や、いいアドバイスをしてあげよう、一生懸命勉強するんだ。


33 では、

My grandson, he is starting school this morning.

と言いたいところだったが、he is を省略した。または、


My grandson, he is going to start school this morning.と言いたいところだったが、he is going to start  を starting  で代用省略した。


34 も同じ、

I am giving you some good advice・・・で、I am を省略した。または、

I am going to give you some good advice・・・で、I am going to give をgiving で代用省略した。いずれもテスト用には省略していない方をおすすめ。


33 の朝から、は 朝の時間帯に、という意味。次の例も参考。

I 'll be at school from 8.

私は8時から学校にいる。(8時からずうっと)

School begins at 8.

学校は8時から始まる。(8時に、始まる時刻の起点)

School begins on April 5.

学校は4月5日から始まる。(4月5日に、始まる日にちの起点)


英文番号確認後音声ファイルへ






自分で自分に聞く

ミキサー車をのっとり人物Aの運転で刑務所から脱走中の場面で人物Bが、

33,  What am I doing?

おれは何をしているんだ。(なんてことをしてしまったんだ。) 


人物Aが車をわきに寄せようとしている別の場面で、助手席の人物Bが 、 

34,  What are we doing?

何をするつもりだ。(いま逃走中なのに) これも上と同じく遠回しな表現だが

What are you doing? (何をするつもりだ)でなくて you が we になっているのは、さらにもう一回遠回しということになる。この表現も、私たちは何をしていますか、という普通の疑問形ととると上と同様、わけのわからない対話となる。


車を(わきへ)寄せなさいは、Pull the car over (to the side). だが、単にPull over. ということが多い。

33 の 音声は、ワタイム、ドゥーイン

34 の 音声は、ワタウイ、ドゥーイン、と聞こえる。


英文番号確認後音声ファイルへ


テストに出ない表現

日本のということで、英語圏では普通につかわれている。


仲間がぞろぞろ引き上げ始めている場面で、一人取り残されている人物が、

28,  Wait a minute. Let's hit the club or something.

待ってくれ。クラブかなんかに繰り出そうよ。(行こうよ)


バンド仲間が何を演奏するか話し合っているの場面で、・・・という曲を知っているかと人物Aが切り出し、人物Bが答えて、

29,  I know the song. So what.

その曲は知っている。それがどうした。

人物Aが、バンドを指揮するような手振りで、

30,  Hit it.

始めろ。字幕の日本語は、やれ(演奏を)。テスト用には、

Start playing. 


二人が車で出かけようとしている場面で、一人が用意したものを列挙、その最後のセリフと、それを聞いての応答。

31,  We got a full tank of gas.

ガソリンも満タンよ。

32,  Hit it.

出発だ。字幕の日本語は、行け。テスト用には、

Go.


テストには出なくてもいつか英語圏にいくようなことがあればということであげてみた。

他に、hit the sack(= go to bed)  寝る、もよく出てくる。


英文番号確認後音声ファイルへ